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ナースの逃げ道学校では教わらない、現場の逃げ道。
Section · 実務

現場の実務・小技

学校では習わないけれど、現場のミスを防ぎ仕事をラクにする実務の知恵。医療安全情報など一次情報をもとにまとめています。

34記事

淡いラベンダー色を背景に、生成りのたたんだ布、無地の水色のジェルパック、多肉植物の小枝、水色の編みハートをやさしく並べたフラットレイ
実務

発熱時の対応|“悪寒で震えている患者さんを冷やす”は逆効果。体温の3つの時期とクーリングの正しいタイミング

「熱があるから、とりあえず冷やそう」——でも、ガタガタ震えている患者さんを冷やすのは、実は逆効果です。発熱には“上昇期・極期・下降期”という3つの時期があり、冷やすべきか温めるべきかは、この時期によって変わります。この記事では、発熱が起こるしくみ(セットポイント)から、3つの時期ごとの正しい関わり方、クーリングを当てる場所、やりがちなNGまで、新人看護師がすぐ実践できる形で整理します。“なんとなく冷やす”を卒業して、患者さんが本当に楽になるケアへ。

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すりガラスの気泡と水色のしずく、水色の編みハートを添えた優しいフラットレイ
実務

酸素療法の基本|鼻カニューレ・酸素マスクの使い分けと流量の目安、大事なのは“流量”より“目標SpO2”

「先生の指示どおり酸素を流しているけれど、このデバイスで合ってる?」——酸素投与は、鼻カニューレ・簡易酸素マスク・リザーバー付きマスクで、使える流量も届く濃度の安定性も違います。鼻カニューレは“おおむね6L/分まで”、簡易マスクは“5L/分以上”という、デバイスごとの決まりを外すと、逆効果や危険になることも。低流量システムと高流量システムの違い、そして「酸素は多ければよい」わけではなく“医師が指示する目標SpO2に合わせる”という原則まで、国立病院機構・日本呼吸器学会などの公式情報をもとに、看護師が押さえておきたい基本を整理します。

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急変・心停止時の初動とBLSをイメージした、水色のグローブと赤いハートのフェルト・文字盤の時計の静物
実務

目の前で患者さんが倒れたら|看護師のための急変・心停止時の初動とBLSの基本|胸骨圧迫は“約5cm・100〜120回/分”、応援とAEDまでの流れ

「巡回中に患者さんが反応しない」「病棟で人が倒れている」——そんな一瞬に、頭が真っ白になってしまわないために。急変・心停止を発見したときの初動は、①反応の確認 ②応援要請とAED手配 ③呼吸の確認 ④胸骨圧迫、という決まった流れがあります。胸骨圧迫は“胸が約5cm沈む強さ”で“1分間に100〜120回”のテンポ、AEDは音声メッセージに従うだけ。東京消防庁・消防機関の公式手順をもとに、看護師が知っておきたい一次救命処置(BLS)の基本と、院内で動くときのポイントを整理します。

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低血糖の対応をイメージした机の上のブドウ糖・血糖測定器・角砂糖・ジュース
実務

看護師のための低血糖の見分け方と対応|“冷や汗・手のふるえ”は危険サイン。ブドウ糖10gと意識がないときの動き方

「なんだか元気がない」「急に冷や汗と手のふるえ」——それ、低血糖かもしれません。糖尿病の患者さんを受け持つ新人看護師にとって、低血糖は頻度の高い“緊急事態”。でも、症状の段階や、ブドウ糖の量、意識がないときにやってはいけないこと(無理に食べさせない)を知っていれば、落ち着いて動けます。この記事では、日本糖尿病学会・厚生労働省の資料をもとに、血糖値ごとの症状・経口摂取できるときの対応(ブドウ糖10g)・意識障害時の対応・見落としやすい落とし穴(無自覚性低血糖やSU薬)まで、やさしく整理します。

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看護師のためのパルスオキシメータ(SpO2)の正しい見方をイメージした、夜の病棟ナースステーションの静物イメージ
実務

看護師のためのパルスオキシメータ(SpO2)の正しい見方|測り方・誤差の原因・90%の意味をやさしく解説

「SpO2、なんだか低いけど本当に悪いの?」——新人のころ、値の意味や測り方に自信が持てず、迷った経験はありませんか。パルスオキシメータは手軽に測れる一方、体動や指の冷え、マニキュアなどで簡単に値がぶれます。しかも、貧血や一酸化炭素中毒では“正常でも安心できない”落とし穴も。この記事では、SpO2の正しい測り方、値がぶれる原因、90%という数字の意味、そして酸素の入れすぎで起きるCO2ナルコーシスの注意点まで、日本呼吸器学会の冊子をもとにやさしく整理します。

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紫と青緑のやわらかな光に包まれた夜の病室の一角。淡い木のベッドサイドテーブルに、小さな銀色のペンライト、きれいに巻いた聴診器、青緑のしおりを挟んだ紺色の閉じたノート、文字盤に数字のない無地の丸い掛け時計、湯気の立つ白いマグカップ、素焼き鉢の小さな多肉植物が並び、奥にぼやけた静かな病室が見える
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看護師のための意識レベルの評価|JCS(3-3-9度方式)とGCSの見方・使い分けをやさしく解説

急変や意識障害の場面で、「意識レベルは?」と聞かれてとっさに言葉が出てこない——そんな不安はありませんか。意識レベルは「なんとなく悪い」ではなく、みんなが同じ物差しで共有できる数字で伝えることが大切です。そのための代表的なスケールが、日本で広く使われるJCS(3-3-9度方式)と、国際標準のGCS。JCSの9区分、GCSのE・V・Mの点数、それぞれの書き方と使い分けを、日本救急医学会の用語解説をもとにやさしく整理します。

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明るい病棟の一角。木目の台の上に、たたんだサージカルマスクの束、青い使い捨て手袋、アルコール手指消毒のボトル、たたんだ水色のガウンが並び、奥にすりガラスの個室ドアが見える
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感染経路別予防策とは|接触・飛沫・空気の3つで、守り方はこう変わる

標準予防策はすべての患者さんに行う土台。でも、それだけでは防ぎきれない病原体があります。そこで“標準予防策に上乗せ”するのが感染経路別予防策です。感染経路は接触・飛沫・空気の3つ。経路が違えば、必要なマスクも部屋も、まったく変わります。厚生労働省の研修資料をもとに、3つの経路の違い、代表的な病原体、それぞれの防護具・環境の考え方を、新人ナースにもわかるように整理しました。

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夜のやわらかな明かりが灯る静かな病室。整えられたベッドに淡いラベンダーのブランケットが畳まれ、ベッドサイドに小さな時計と水のグラス、木の椅子が置かれている
実務

せん妄とは|「急に人が変わった」を見逃さないアセスメントと、縛らないケア

昨日まで穏やかだった患者さんが、夜になって点滴を抜こうとする、つじつまの合わないことを言う——それは「認知症」でも「わがまま」でもなく、せん妄かもしれません。せん妄は身体の異常が脳に表れるサインで、早く気づいて原因に対処すれば良くなることも多い状態です。厚生労働省の診療報酬(せん妄ハイリスク患者ケア加算)の考え方をふまえ、せん妄の3つのタイプ、見逃されやすい低活動型、リスク因子、そして薬や拘束に頼る前に看護師にできる予防・ケアを、新人ナースにもわかるように整理しました。

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朝の光が差し込む病室のベッドに畳まれた淡いブランケットと、そばに置かれた木の椅子
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身体拘束(抑制)の3要件とは|「切迫性・非代替性・一時性」と看護師の関わり方

転倒させたくない、点滴を抜いてほしくない——その思いから「少しだけ」と手が伸びてしまう身体拘束。でも身体拘束は“原則してはいけない”もので、許されるのは3つの要件をすべて満たす「緊急やむを得ない場合」だけです。厚生労働省の手引きをもとに、身体拘束の定義、切迫性・非代替性・一時性という3要件、必要な手続きと記録、そして拘束を減らすために看護師にできることを、新人ナースにもわかるように整理しました。

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アルコール手指消毒薬を使う、ニトリル手袋をつけた看護師の手
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標準予防策(スタンダードプリコーション)とは|すべての患者に適用する感染対策の基本

「この患者さんは感染症じゃないから大丈夫」——その油断が、感染を広げます。標準予防策(スタンダードプリコーション)は、感染症の有無にかかわらず、すべての患者さんの血液・体液などを“感染性があるもの”として扱う、感染対策のいちばんの土台です。厚生労働省の資料をもとに、標準予防策の考え方、個人防護具(PPE)の使い分け、そして特定の病原体に追加する経路別予防策(空気・飛沫・接触)まで、新人ナースにもわかるように整理しました。

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ベッドサイドで高齢の患者の手を取り、寄り添って話を聞く看護師
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ACP(人生会議)とは|看護師が知っておきたい基本と、そばでの関わり方

「本人はどうしたいのか」——意思を確認できないまま、終末期や急変の場面で家族と医療者が迷う。そんな場面を減らすための取り組みが、ACP(アドバンス・ケア・プランニング/愛称・人生会議)です。厚生労働省のガイドラインをもとに、ACPの意味、なぜ“繰り返し”話し合うのか、本人の意思が確認できないときの考え方、そして日々のケアで看護師にできる関わり方を、やさしく整理しました。

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病室で輸血バッグと点滴ラインを確認する看護師
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輸血の実施と観察|開始5分・15分の“見張り”と患者確認の基本

輸血は、たった一度の取り違えが命にかかわる処置です。だからこそ、患者確認のダブルチェック、開始直後5分間のベッドサイド観察、15分後の再確認——一つひとつの手順に意味があります。厚生労働省「輸血療法の実施に関する指針」をもとに、輸血前・輸血中・輸血後に何をどう確認・観察するのかを、新人さんにもわかるように整理しました。

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看護師が流水で手を洗い、背景にアルコール消毒ディスペンサーがある手指衛生のイメージ画像
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手指衛生「5つのタイミング」|アルコールと流水、どっちをいつ使う?

手指衛生は感染対策の基本。でも「いつ洗うか」「アルコールと流水、どっちを使うか」は意外とあいまいになりがちです。WHOが推奨する“5つのタイミング”と、擦式アルコール消毒と液体石けん+流水の使い分けを、厚生労働省・WHOの資料をもとにやさしく整理しました。手袋の前後や1ケア1手洗いなど、見落としやすいポイントも。

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看護師が針刺し事故のあと流水で手を洗っているイメージ画像
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針刺し・切創してしまったら|“直ちに流水”から報告・労災までの正しい対応

採血や抜針のあと、ヒヤッと針を刺してしまった——。動揺のあまり自己判断で洗って終わりにしていませんか。針刺し・切創や血液体液の曝露は、まず直ちに流水で洗い、必ず報告して評価を受けることが大切です。HBV・HCV・HIVのリスク、曝露後の対応、記録と労災まで、厚生労働省の資料をもとにやさしく整理しました。

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口腔・鼻腔吸引のイメージ画像
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口腔・鼻腔吸引のコツ|苦しくない・安全に引くための手順

吸引は新人さんが緊張しやすい手技のひとつ。「どこまで入れる?」「何秒まで?」と迷いますよね。吸引圧の目安、カテーテルの挿入の長さ、1回の時間、低酸素を防ぐ観察ポイントまで、患者さんが苦しくないように安全に引くコツを、現場で使える形でまとめました。よくあるNGと声かけの工夫も紹介します。

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点滴の滴下数計算のイメージ画像
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点滴の滴下数の計算|輸液を「指示どおり」に落とすコツ

「この点滴、1分間に何滴?」——滴下数の計算は、新人さんがとっさに迷うポイントです。でも公式はとてもシンプル。20滴・60滴セットの違い、計算の手順、1分カウントの合わせ方、よくある勘違いまで、現場で今日から使える形でまとめました。早見の考え方と例題つきで、もう輸液で慌てません。

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看護記録(SOAP)の書き方のイメージ画像
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看護記録(SOAP)の書き方|S・O・A・Pの型と例文

看護記録に時間がかかる、何を書けばいいか迷う——そんな悩みは、SOAPの型を押さえると一気にラクになります。S(主観)O(客観)A(評価)P(計画)の意味と書き分け、よくあるNG例、そのまま参考にできる記録の例文まで、新人さんが今日から使える形で解説します。残業を減らす書き方のコツも紹介。

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看護師の腰痛対策(ボディメカニクス)のイメージ画像
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看護師の腰痛対策|ボディメカニクスと毎日の守り方

移乗・体位変換・中腰の連続で、腰はすぐ悲鳴をあげます。看護師の腰痛は「気合い」ではなく、体の使い方(ボディメカニクス)と日々のケアで防ぐもの。腰を痛めにくい動きの基本、ぎっくり腰になりかけたときの対処、コルセットや夜勤前のセルフケアまで、現場で続けられる対策を具体的にまとめました。

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