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看護記録(SOAP)の書き方のイメージ画像

看護記録(SOAP)の書き方|S・O・A・Pの型と例文

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看護記録に時間がかかる、何を書けばいいか迷う——そんな悩みは、SOAPの型を押さえると一気にラクになります。S(主観)O(客観)A(評価)P(計画)の意味と書き分け、よくあるNG例、そのまま参考にできる記録の例文まで、新人さんが今日から使える形で解説します。残業を減らす書き方のコツも紹介。


「記録に時間がかかって、毎日残業になる」「何をどう書けばいいのか、いまだに迷う」。看護記録は、新人さんがつまずきやすいポイントの代表格ですよね。

でも大丈夫。記録は文章のセンスではなく、型を知っているかどうかでスピードも質も大きく変わります。なかでも基本になるのが SOAP。この記事では、S・O・A・Pそれぞれの意味と書き分け、ありがちなNG、そのまま参考にできる例文までまとめました。今日の記録から、少しずつラクにしていきましょう。

記録はセンスより“型”。SOAPを押さえればぐっとラクに
記録はセンスより“型”。SOAPを押さえればぐっとラクに

SOAPとは:4つの箱に分けて書く

SOAPは、情報を4つの視点で整理する記録の型です。患者さんの一場面を、次の順番で並べます。

ポイントは、事実(S・O)と、自分の考え(A)を混ぜないこと。ここが分かれていると、読んだ人が「何が事実で、何が判断か」をすぐ理解できます。

S:患者さんの言葉を「そのまま」

Sは、患者さんが話したことを、できるだけそのままの言葉で書きます。要約しすぎず、カギかっこで残すのがコツです。

  • ○「夜中に傷のあたりがズキズキして眠れなかった」
  • △「疼痛の訴えあり」(これは解釈が入っていて、Sではない)

患者さんが話していない場合は、無理に埋めなくて構いません。「特に訴えなし」でもOKです。

O:測った・見た「事実」だけ

Oは、観察や測定で得られた客観的な事実です。数値や所見を、解釈を加えずに書きます。

「つらそう」「元気がない」といった主観的な印象は、Oではなく後のAで扱います。Oは誰が見ても同じになる情報、と覚えてください。

A:SとOから「考えたこと」

Aは、SとOをもとに自分が考えた評価です。記録のなかで、いちばん看護が出る部分です。

  • 痛みが睡眠に影響しているのか
  • 症状が落ち着いてきているのか、悪化の兆候か
  • 今あるケアや計画で足りているか

最初は「これで合っているかな」と不安かもしれませんが、SとOを根拠に、自分なりの解釈を書くことが大切です。事実とつながっていれば、評価は立派なアセスメントになります。

アセスメントは“事実を根拠に考える”だけでいい
アセスメントは“事実を根拠に考える”だけでいい

P:これから「どうするか」

Pは、Aを受けたこれからの計画です。観察を続ける、ケアを行う、医師に報告する——次の一手を具体的に書きます。

  • 「2時間ごとに創部の状態と疼痛を観察」
  • 「痛み増強時は指示薬の使用を検討し、リーダーへ報告」

Pがあると、次の勤務者が「何を引き継げばいいか」がすぐ分かります。記録は自分のためだけでなく、チームへの申し送りでもあるんですね。

記録の例文(SOAPの形)

S:「傷のところがズキズキして、夜あまり眠れなかった」 O:体温36.8℃、創部に発赤・腫脹なし。表情やや硬い。夜間の睡眠は途切れがちだったと本人・記録より。 A:創部に感染兆候は見られないが、疼痛により睡眠が妨げられている可能性。鎮痛のコントロールと観察の継続が必要。 P:疼痛と創部を定期的に観察。痛み増強時は指示に沿って対応し、リーダー・医師へ報告する。

残業を減らす書き方のコツ

きれいな文章よりも、事実と判断が分かれていて、次の人が動ける記録が良い記録です。慣れるほどスピードは上がります。

まとめ

  • 看護記録の基本は S(主観)O(客観)A(評価)P(計画) の4つの箱
  • 事実(S・O)と考え(A)を混ぜないのが最大のコツ
  • Aは「SとOを根拠に考えたこと」、Pは「次にどうするか」
  • メモ→SOAPに当てはめる流れで、残業も減らせる

記録は、最初は時間がかかって当たり前です。型に沿って書くうちに、必ず速くなります。申し送りやメモのコツは申し送りで詰まらないメモ術、ヒヤリハットの書き方はインシデントレポートの書き方もあわせてどうぞ。あなたの記録は、患者さんとチームを守る大切な仕事です。焦らず、一つずつ整えていきましょう。

#看護記録#SOAP#記録の書き方#新人看護師#残業削減

出典・参考

※ 数値・医療的記述は上記の一次情報・公開資料に基づいて作成しています(公開時点)。

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