初めての夜勤が怖いのは当然です。少ない人数、暗い病棟、急変の不安——でも初回は必ず先輩とペアが基本。夜間の動きを事前にイメージしておくと、怖さはぐっと減ります。持ち物チェックリストと仮眠のコツ、急変時の心構えまで、初夜勤前夜のあなたに寄り添って解説します。
明日が初めての夜勤。今夜、なかなか眠れずにこの記事を読んでいるかもしれませんね。
「人が少ない夜中に、急変が起きたらどうしよう」「先輩に迷惑をかけたらどうしよう」。暗い病棟、静かな廊下を想像するだけで、胸がざわざわする。その不安、まったくおかしくありません。初夜勤が怖いのは、あなたが患者さんのことを真剣に考えている証拠です。怖さをゼロにはできませんが、「準備」と「イメージ」で、半分くらいには減らせます。この記事で、一緒に明日の備えをしていきましょう。
まず安心して。初回は必ず先輩とペア
いちばん大事な前提から。**初めての夜勤は、ひとりで放り出されることはありません。**多くの病棟で、新人の初夜勤は先輩とペア(シャドーイングや一緒に動く形)から始まります。あなたが一人で全責任を負う場面は、まだ来ません。
- 判断に迷ったら、すぐ隣の先輩に聞いていい
- 「分からないので確認させてください」は、夜勤でこそ正解
- できないことを抱え込むより、声に出すほうが患者さんを守れる
夜勤は日勤よりスタッフが少ないぶん、チームで動くこと・早めに相談することがより大切になります。「迷惑をかけたくない」より「報告・相談で安全を守る」を優先してくださいね。
夜間の急変、事前に「動き」をイメージしておく
夜が怖い大きな理由は、「急変が起きたら頭が真っ白になりそう」という不安だと思います。これは、事前に流れをイメージしておくだけでかなり和らぎます。
実際の手順は施設のルールが最優先ですが、一般的な流れの「型」を頭に入れておきましょう。
- 患者さんの異変に気づく(呼吸・意識・顔色など)
- 応援を呼ぶ(一人で抱えない・大きな声で人を集める)
- バイタル測定とともに、先輩・リーダーに状況を伝える
- ドクターコールが必要なら、報告の型(ISBARCなど)に沿って伝える
「自分一人で解決する」必要はありません。**最初の一手は『人を呼ぶこと』**だと決めておくだけで、頭が真っ白でも体が動きます。報告の伝え方に不安があれば、申し送りメモの作り方の記事で「伝える型」を準備しておくと安心です。
初夜勤の持ち物チェックリスト
準備で怖さを減らす、いちばん具体的な方法が「持ち物」です。前夜のうちに、バッグに入れておきましょう。
- 秒針付きの時計(バイタル測定に必須。スマホ頼りにしない)
- ペンライト(夜間の瞳孔・口腔・点滴確認に。電池切れ注意)
- 複数色のペン・小さめのメモ帳(暗所でも書ける油性が安心)
- 印鑑・スタンプ類(施設で必要な場合)
- 軽食・飴・ゼリー飲料(深夜に小腹がすく。低血糖対策にも)
- 飲み物(カフェインだけでなく水分も)
- 羽織れる上着・カーディガン(夜間は体が冷える)
- 替えのストッキングや靴下、リップなどの乾燥対策
- 仮眠用のアイマスク・耳栓・歯ブラシ
仮眠のコツと、夜を乗り切る工夫
夜勤の仮眠は「眠れたらラッキー」くらいの気持ちで大丈夫です。緊張で眠れなくても、横になって目を閉じるだけで、体はある程度休まります。
- 仮眠前にスマホを見すぎない(光で目が冴える)
- アイマスク・耳栓で、明るさと音を遮る
- 仮眠後はすぐ動かず、ゆっくり起き上がって白湯などで体を起こす
- 眠気のピークは深夜〜明け方。この時間帯はミスが増えやすいので、確認をいつもより一段ていねいに
複数の患者さんを同時に見て頭がパンクしそうなときは、マルチタスクと優先順位の記事の考え方が、夜勤でも役立ちます。
そして、夜勤を続けていくうちに気になってくるのが「夜勤手当って割に合ってるの?」という待遇面。働き始めてしばらくしたら、夜勤は割に合うのか考える記事も、一度のぞいてみてください。自分の働き方を客観的に見るきっかけになります。
まとめ
- 初夜勤が怖いのは当たり前。あなたが真剣な証拠
- 初回は必ず先輩とペア。分からないことは抱え込まず相談する
- 急変時の「最初の一手は人を呼ぶこと」をイメージしておく
- 時計・ペンライト・メモ・軽食・羽織物などを前夜に準備する
- 仮眠は「横になるだけでOK」。明け方は確認をていねいに
明日のあなたが、無事に朝を迎えられますように。終わったら、自分をたくさん褒めてあげてくださいね。報告の準備には申し送りメモの記事も、よかったら役立ててください。
出典・参考
※ 数値・医療的記述は上記の一次情報・公開資料に基づいて作成しています(公開時点)。
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