本文へスキップ
ナースの逃げ道学校では教わらない、現場の逃げ道。
病気やケガの療養で自宅で休養する女性。傷病手当金のイメージ

看護師が病気・ケガで働けないとき|傷病手当金の基本

7

心身の不調やケガで、しばらく仕事を休まざるを得ない——看護師にも起こりうることです。そんな休業中の生活を支えるのが、健康保険の「傷病手当金」。もらえる4つの条件、待期3日の考え方、金額の計算、いつまでもらえるか(通算1年6か月)まで、協会けんぽの情報をもとにやさしく整理しました。


PRこの記事はアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。

夜勤続きで体を壊した、腰を痛めた、気持ちが落ち込んで起き上がれない——看護師として働いていると、自分自身が長く仕事を休まざるを得なくなることも、決して珍しくありません。そんなとき、頭をよぎるのが「休んでいる間、お給料はどうなるんだろう」という不安です。

先にお伝えします。会社の健康保険に入って働いている人が、病気やケガで働けず、給与が受けられないとき、その生活を支える給付があります。それが「傷病手当金(しょうびょうてあてきん)」です。有給を使い切っても、まだ休みが必要なとき——知っているかどうかで、療養中の安心感は大きく変わります。この記事では、もらえる条件・金額の考え方・いつまでもらえるかを、協会けんぽの情報をもとに整理します。いざというときのお守りとして、最後まで読んでください。

PRこの記事はアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。
安心して休むために。療養中の生活は「傷病手当金」が支える
安心して休むために。療養中の生活は「傷病手当金」が支える

傷病手当金ってどんな制度?

傷病手当金は、業務外の病気やケガで働けず、その間の給与が受けられないときに、健康保険から支給される給付です。ざっくり言えば、**「療養で休んでいる間の、お給料の代わり」**になるお金です。

もらえる4つの条件

協会けんぽは、傷病手当金が支給される条件として、次の4つを挙げています。

メンタル不調(うつ・適応障害など)で働けない場合も、医師が「仕事に就けない状態」と判断すれば対象になり得ます。「体のケガだけ」ではありません。

「待期3日」ってなに?

条件の3つ目にある「待期(たいき)」は、少しわかりにくいので補足します。

最初の3日間はいわば“助走期間”。そのあと4日目から支給が始まる、とイメージしておきましょう。

いくらもらえる?

金額は、その人の給与(標準報酬月額)をもとに計算されます。

いつまでもらえる?

支給される期間には上限があります。

申請と、退職する場合の注意

傷病手当金は、自動では振り込まれません。申請が必要で、申請書には医師(療養担当者)の意見事業主の証明を記入してもらう欄があります。

なお、退職後も一定の条件を満たせば継続して受け取れる場合がありますが、条件(継続した被保険者期間など)が細かいので、辞める前に必ず窓口で確認してください。

PR広告枠(提携準備中)

療養からの復職・働き方を相談できる転職エージェントを探している方へ

体調と相談しながら「夜勤なし」「日勤のみ」など無理のない働き方を探したいときの入り口として。復職後の職場選びも無料で相談できます。
※ 具体的なサービスの紹介リンクは、提携承認後にこちらに掲載します。

おすすめの転職サービスはこちら(準備中)

安心して休むために、制度を知っておく

最後に、大切なことを。まじめな人ほど「休むなんて申し訳ない」と抱え込みがちです。でも、傷病手当金は、働く人が保険料を払って支えている、正当な権利です。まず体を治すことが最優先。制度を知っておくだけで、「お金が心配で休めない」という悪循環を断てます。

まとめ

  • 傷病手当金は、業務外の病気・ケガで働けず給与が受けられないときの生活保障(メンタル不調も対象になり得る)
  • 条件は①業務外の療養 ②仕事に就けない ③連続3日の待期後の4日目以降 ④給与の支払いがないの4つ
  • 金額は支給開始日以前12か月の標準報酬月額の平均 ÷30 ×2/3(おおむね日給の2/3)
  • 期間は支給開始日から通算して1年6か月(途中で働いた期間は繰り越し)
  • 正確な可否・金額は、協会けんぽ・健康保険組合・勤務先で早めに確認を

まず休んで、しっかり治す。そのための支えがあると知っておくだけで、気持ちはずっと軽くなります。産休中のお金は看護師の産休中のお金|出産手当金・出産育児一時金の基本、休みの権利は看護師の有給休暇の取り方、復職の不安はブランクがあっても看護師に戻れるもあわせてどうぞ。

#傷病手当金#健康保険#看護師 休職#メンタル 休職#療養 お金

出典・参考

※ 数値・医療的記述は上記の一次情報・公開資料に基づいて作成しています(公開時点)。

この記事をシェアXLINEFacebook
妊娠中の女性が自宅の机で貯金箱と電卓を前に産休中のお金を考えるイメージ画像
PR
働き方

看護師の産休中のお金|出産手当金・出産育児一時金の基本

妊娠・出産で仕事を休むあいだ、お給料はどうなるの?——不安になる看護師は多いもの。産休中の収入を支える「出産手当金」と、出産費用にあてる「出産育児一時金」は、どちらも健康保険から受け取れる大切な給付です。もらえる条件・期間・金額の考え方、退職した場合の扱いまで、協会けんぽの情報をもとにやさしく整理しました。

続きを読む
ブランクから看護師に復職する人のイメージ画像
PR
転職

ブランクがあっても看護師に戻れる|復職の不安をほどく進め方と“無料で使える”支援

出産・育児・介護などで現場を離れ、「もう一度看護師に戻りたい。でも何年もブランクがあって怖い」と感じていませんか。採血も急変対応も忘れていて当然です。この記事では、復職の不安の正体と、無料で使えるナースセンターの復職支援研修・職業紹介・看護師等の届出制度まで、ひとつずつやさしく整理しました。焦らず戻るための地図です。

続きを読む